遺言は、大切な家族に財産をのこすため、親族間の紛争を防ぐため、あなたがのこされる家族を想って作成するもので、いわば家族への最後の愛情表現の形となります。
10年・20年先の将来を考えて作成するとなると、なかなか考えがまとまらないかもしれませんが、遺言はいつでも撤回・変更が可能ですので、後日の状況の変化に応じて見直すことができます。
特に必要性の高い方は、最低限の内容であっても遺言を作成しておくことが非常に重要です。
まずは以下の手順に従って遺言の作成を検討してみましょう。

  1. まずはご自身の財産を確認してください。
    プラスの財産だけでなく、マイナスの財産も相続されるため、借入などがある場合には誰にいくら支払う義務があるのか確認しておく必要があります。

    • 不動産
    • 現金、預貯金
    • 有価証券、債権
    • 動産等
    • 借入金(住宅ローン等)
    • クレジットカードの未決済分
    • 未払家賃
    • 保証債務、連帯債務
    • 税金等
  2. 次に、誰が法定相続人になるのか、それぞれの法定相続分はどれだけかを確認します。
    また、ここで遺留分の割合についても確認しておくと、財産の分け方を考える際に役立ちます。

  3. 相続財産や法定相続人・法定相続分・遺留分の確認が済んだら、いよいよ財産の分け方を決めることになります。
    財産の分け方を決めるにあたっては、まず財産をのこしたい方を挙げてみましょう(法定相続人に限りません)。
    その後で、それぞれにStep1で確認した財産をどのように分けるかを決定していきましょう。
    その際、一部の人に法定相続分より少なく分ける場合には、トラブルの可能性を回避するため遺留分は確保する分け方をするのも1つです。

  4. 最後に、Step3で決定した財産の分け方に従って遺言を作成します。
    まず、遺言には大きく分けて3種類ありますから、それぞれのメリットとデメリットを考えた上でどの種類の遺言を作成するかを決定します。
    そして、遺言の種類を決定したら、それぞれの種類に応じた方法で遺言を作成することになります。
    遺言の作成についての詳細は【遺言の種類と作成方法】をご覧下さい。

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